過去

消えない過去

消せない過去

それが在るからこそ今が在る

無くても、誰も知らなくても

そこに在るのは事実

そこに在るのは生きてきた証拠

煙

儚く消える

位置を示すのろしの様に

大気に身を任せ

自由に舞う

右へ左へあてもなく

彷徨い虚ろになりながら

何処かにとどまらずに

風

風が吹く　異国の香りを乗せて

風が吹く、祖国の大地を乗せて

風が舞う

ﾖﾙ

独りの夜

耐え難い気持ちになる

これからのこと、自分の立ち位置、他人のこと、孤独感


これらの気持ちが堪らなく、切なく、気持ちよく、溢れ出る

暗く、静かな、この闇の空間の中、止まることのない時間の流れに身を任せ

それでもこの切ない時が止まることを願っている


またﾖﾙは訪れる

無題

誰かに褒められるような人生にはしたくない

たとえそれが道から外れたとしても

自分を信じて


何を信じるのかわからないけど

何を選ぶかわからないけど

その後には道が出来てるから